NEWS

新着情報

2020.05.12

木の香り

木の香り

こんにちは、スタッフのnanaです。

梅雨入り前のここ日南町は爽やかな風が吹いています。田植えがはじまり山の中の田んぼに水が張られた景色はとても綺麗ですよ!

日南町は山に囲まれた小さな町です。ですので季節ごとに香りが変わります、何の香りか??香りを表現するのは難しいのですが。

こちらに移り住んでから6年なんとなく違いがあるような…。春は土をおこした香り、秋は稲刈りの香り、冬は雪の香り(空気感かな?)

それに季節ごとに変わる山の木々の香りです。今この季節は山の新緑がまぶしく初夏の香りがしてきます。

山の香りの正体は何なのか調べてみました。それは木に存在する『フィトンチッド』と呼ばれる精油成分です。

その種類、含有量は樹木によって大きく異なり成分によっては特定の樹木にしか含まれないものもあります。フィトンチッドは木の香りだけでなく

色にも影響を与えるため、その量や種類が樹木の個性を生み出しているといわれています。

フィトンチッドという名前はロシア語です、1930年頃ロシア「旧ソ連」の科学者B.Pキートン博士がこの植物がもつ不思議な力を発見し

フィトン(植物が)チッド(殺菌する)と名付けました。

自由に動き回ることができない植物が、害虫など外敵からの攻撃や刺激を受け傷ついた時でも病原菌に感染しないよう、傷口を殺菌したり

害虫を寄せ付けないためにフィトンチッドを作り出し、発散することにより身を守ります。

フィトンチッド成分は古くから木造建築物にも利用されています。

ヒノキは伐採されてからも強度を増すことで有名ですが、ヒノキオールという特有のフィトンチッド成分が発せられていて強い殺菌作用や

防虫能力で建造物を守っていることで知られています。

ヒノキの他にもヒバやスギなどの木材も木が放出するフィトンチッドに白アリ、ダニ、蚊、カビなどを寄せつけない成分があるそうです。

 

 

フィトンチッドは他の生物に対しては攻撃的に作用しますが人体に対しては有益です。わたしたちの身近な暮らしの中に取り入れることによって

さまざまな効用がえられます。フィトンチッドがもたらす効果は、大きく分けて次の3つが挙げられます。

 

《リフレッシュ効果》

森林浴の爽快感、自律神経の安定に効果的といわれ肝機能を改善したり、快適な睡眠をもたらします。

 

《消臭、脱臭効果》

森へ行くと悪臭の原因となる動物の死骸や枯た木などがあるにもかかわらず、さわやかな空気が広がっています。

森には空気を浄化したり悪臭を消す働きがあるのです、こうした消臭作用は身近な生活臭にも効果的です。

 

《抗菌、防虫効果》

木造建築物の防虫効果はもちろん、フィトンチッドは食品の保存にも有効です。

桜もちや柏もち、笹団子などに巻かれた葉も見た目に美しいだけではなく、フィトンチッドの鮮度保持効果、殺菌防腐効果を利用しています。

 

木の香りは癒し効果だけではなく、わたしたちの暮らしにも深く関わっているんですね。

樹木が発散するフィトンチッドの量は6月~8月にかけて多くなりますので、これからの季節が森林浴には最適な時期です。

制限なく外出できるようになっら、森林浴をしに日南町にお越し下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

白谷工房では寄木細工による
アクセサリーなどの販売をしています。