暖かい3月の日差しの中、例年よりも早く咲いた桜。
4月に入りいよいよ花本番と言うときに花冷えが続き、花見をすることなく花は散り
寒さのあまり未だに冬の装いの工房スタッフのnickです。
今回は、春といえば「サクラ」と言うことで「サクラ」のお話しです。
桜は主に北半球の温帯に広く分布しているそうで、きれいな花の咲く種類の多くはアジアに集中していて、
特に多く分布しているのが日本列島のようです。
春になると花が咲く桜も品種によっては、秋から冬の2度にわたって咲く品種もあります。
開花時期もカンザクラ類のように早春に咲くものや晩春に咲く八重桜など自生種で100種類以上種類以上、
そこからの栽培品種が約200種類。品種、分類によっては600種類を超えると言われています。
花色の白いものから濃紅色、花弁数が5枚から350枚を越えるもの。花弁の大きさも大小さまざまです。
最も有名な「ソメイヨシノ」は、日本固有種で桜開花日の予想をする桜前線の基準になっています。
「エドヒガンザクラ」は、多くの品種の母体として使われ、ソメイヨシノの片親としても有名です。
寿命が長く山梨県の山高神代桜(やまたかじんだいざくら)は2000年以上、
岐阜県の根尾谷淡墨桜(ねおだにうすずみざくら)は樹齢1500年以上、
福島県の三春滝桜(みはるたきざくら)は樹齢1000年以上とされ、これらは国の天然記念物に指定されています。
私、個人的には花が緑色からピンクに変わる鬱金(ウコン)や、御衣黄(ギョイコウ)がお気に入りです。
たくさんの種類の中から自分の好みを見つけるのもいいかもしれませんね。
花が終わり葉桜になっていくのを眺めていると、ふとサクラ餅が脳裏に浮かぶ。やっぱ私は『花より団子』ですかね。