こんにちはスタッフのYです(*^^*)
いやはや、山陰地方もついに梅雨入りしました。
基本的に湿度が高めの山陰、その中でも白谷工房の所在地『日南町』は除湿器必須と思えるくらいの半端ない湿気・・・(;’∀’)
湿度が高いとお肌が乾燥しなくていいですよね(笑)。
そんな日南町は林業の町でもありまして、杉やヒノキがたくさん植わってます。
実は、白谷工房の敷地にもメタセコイアと椴松(とどまつ)という背の高い木があります。
・・・・という流れでこの度のテーマは!!
世界一高い木「ハイペリオン」
(http://cele-naru.com/tallest-tree-in-the-world/より引用)
高さ:115.61 m、直径:4.84 m、場所:アメリカ合衆国カリフォルニア州、 レッドウッド国立公園 樹齢:約600年
Y:何をどう説明すればいいのかわからなくなるほどの大きさです(;^_^A
写真にはところどころクライミングしている人も小さく写ってますけど。
木が大きすぎて人が分かりにくいくらいです。では「ハイペリオン」についてご紹介していきますよ~~( *´艸`)
世界一高い木である『ハイペリオン』は、
国立公園の外れにあアメリカ合衆国カリフォルニア州に広がる世界遺産『レッドウッド国立公園』。
るレッドウッド海岸側で2006年に発見されました。
ハイペリオンとは木の種類ではなく一個体に名付けられた愛称で、
ハイペリオンという名前は本来、古代ギリシャ神話に登場する太陽神「ヒュペリーオーン」のこと。
ヒュペリーオーンには「高みを行くもの」という意味があるそうです。
木の種類としては セコイア。 白谷工房にあるメタセコイアもその仲間ですね。
セコイアは、ヒノキ科セコイア属に属する大型の針葉樹。
ハイペリオンは115.55mという驚異的な樹高を持っていますが、通常でも80mを超えることがあるそうです。
和名では、セコイアスギやセコイアメスギなどとも呼ばれ、
『世界爺雌杉(セコイヤメスギ)』なんて当て字で書かれることもあります。
これだけ大きく育つためには長い年月が必要なようで、平均的な樹齢は600年-1300年。
一番高齢の個体で2200年と考えられています。
ハイペリオンの樹齢は現在約600~800年だそうですが、
人で言うと20才くらいの若人・・・伸び盛りということでしょうか??
実際にまだ成長しているという意見もあります。
Y:いやはゃ、600年経っても成長し続けてるって素晴らしいですね。
私も歳を重ねても驕ることなく、日々学び続け成長していけるようになりたいです。(*^-^*)
そして、セコイアの特徴は、なんといっても30cmにも達する分厚い樹皮。
『レッドウッド』の名前の由来ともなっている、
赤みを帯びた樹皮は多くのタンニンを含んでおり病原菌や白蟻の侵入を妨ぎます。
この分厚い樹皮のおかげで、山火事などが起きてもセコイアの木だけは燃え尽きずに生き残るそう。
レッドウッド国立公園に生えている木がセコイアばかりなのは、
度重なる森林火災や天敵からの攻撃を耐え抜いてきたからなのかもしれません。
大きさの比較。
ハイペリオンと自由の女神、ビッグベンとの比較です。
左に人の大きさも小さく描かれています。
この高さになるまでハイペリオンが切り倒されないで成長してこれたのは
奇跡的なのかもしれません。
実は、ハイペリオンの周囲では森林伐採がすすんでいて、あとわずか100mほどのところまで伐採は近づいていたそうです。
セコイアは建材として優れた性能を発揮するため、古くから人間に伐採されてきました。
家や橋などの建築物のほか、ネィティブアメリカンの伝統工芸であるトーテムポールの材料になっていることも有名です。
それゆえに、伐採され数が減ってきているのも事実です。
現在、レッドウッド国立公園が世界遺産として認定されているのでハイペリオンも保護されていますが、
マナーの悪い観光客から守るため国立公園内の詳しい位置は公表されていません。
Y:是非とも、高さも樹齢も伸ばしていってほしいですね。存在するだけで感動を与えてもらって、力づけられる気がします。
それに、木材として活用するだけでなく、保護することや育てていくことも大切ですね。
では、今回は世界一高い木のご紹介でした(^^♪
最後までお読みいただきありがとうございます。