こんにちは、白谷工房スタッフのnanaです。
ここ日南町はお盆を過ぎると朝晩の気温が下がり秋らしくなります、これから沢山の秋の味覚が楽しめますね。
秋の味覚が入ったことわざで有名なのが「桃栗三年柿八年」
「桃栗三年柿八年」ということわざはテンポもよく、覚えやすいですよね。
でも実はここで終わりではなく、つづきがあるってご存知ですか?
よく口にされるのは「桃栗三年柿八年柚子の大馬鹿十八年」でしょうか。
長いフレーズでは、「桃栗三年柿八年、梅は酸い酸い十三年、梨はゆるゆる十五年、柚子の大馬鹿十八年、蜜柑のまぬけは二十年」
というのがありました。
また「桃栗三年柿八年、梅はすいすい十三年、柚子の大馬鹿十八年、林檎にこにこ二十五年、銀杏のきちがい三十年、女房の不作は
六十年、亭主の不作はこれまた一生」
植えてから実がなるまで十八年、二十年もかかっては、生産者もたまったものではありませんね。
桃栗柿は地域、品種により違いがあると思いますが、大体合ってるようです。
あとに出てくる、梨や柚子等はその年月よりももっと早くに実をつけるのだそうです。
果物ではない表現が続くパターンもありますね、「女房の不作は六十年」「亭主の不作はこれまた一生 」というものもあります。
人間が一人前になるまでを表しているそうです、それにしても長い。ですが日々の経験が人を成長させる、とゆうことでしょうか。
『桃栗三年柿八年』は単に実を付ける年月を表すものではなく、ことわざとして江戸時代に広まったといわれています。
ことわざの意味は、『人が技術や知恵を身に付けようとしても一朝一夕に実現できるものではなく、長い年月をかけることが必要だ』
という意味を持っています。そのため目標に対して努力しているとき、すぐに目に見える結果が出ないからと諦めそうになった人を
励ます意味合いで使われることもあります。
主な使い方として・・・
例えば、合格率が低く難易度の高い資格試験は、何年もかけて勉強するものです。
『根気がなにより大事だ』ということを伝えて励ます場合などに、『桃栗三年柿八年』は有効なことわざだといえます。
仕事がなかなか身に付かず、技術の向上が見られずに焦っている部下や後輩を勇気づける言葉としても打ってつけです。
職人や技術者を目指して、厳しい世界に飛び込む人もいるでしょう。じっくりと頑張れと激励する際にも、適していることわざです。
なんだか、強く優しく激励してくれる親や、長い目で見守ってくれる上司、先輩の姿が見えます。
こんなふうに接してもらえたら精進しよう! と頑張れそうですよね。
白谷工房は十年で実をつけたか? ですが、おかげさまで十周年を迎えることができました。
そこで感謝を込めて十周年イベントを開催いたします。みなさんに楽しんでいただけるイベントを目指して準備をしております。
みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
詳細は近日 HP、SNS等でお知らせいたします。是非チェックしてみてください。