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2020.10.26

樹液について

樹液について

こんにちは。スタッフのnicです。

今回は樹液について書いてみました。

樹液とは、樹木に含まれる液体成分で、樹皮に傷をつけた時に染み出てくる液体を言います。

樹液の役割として土からの水分や養分、葉などで作られた物質の運搬です。

それと、樹木が傷ついた時に、樹液を分泌して傷を回復させようとします。

樹液には、いろいろな種類、成分があります。その特性を私たちは生活に利用しています。

その代表的な物は昔から使われている漆です。日本では、縄文時代から使われていたそうです。

漆にはウルシオールという成分があり、天然樹脂塗料や接着剤になります。

漆が肌に付くとかぶれるので、注意しないといけません。

漆器など漆を扱う職人さんは漆を舐めて重度のかぶれを人為的に経験する対処法が伝統的にあるそうです。

この他にも、ガムやゴムや琥珀、メープルシロップなどもあります。

山々が色づき始めてきました。紅葉と一緒に漆器などの工芸品をじっくり眺めてみてはどうでしょうか。

白谷工房では寄木細工による
アクセサリーなどの販売をしています。