みなさんこんにちは、白谷工房スタッフのAikaです。
今回は林業をテーマにした小説をご紹介します。
『神去なあなあ日常』 三浦しをん 著 / 徳間書店

夢や目標もなく、毎日を何となく過ごしていた主人公の平野勇気。
そんな勇気がひょんな事から高校卒業と同時に放り込まれたのは、三重県の山奥にある神去村(かむさりむら)でした。
勇気は神去村で林業に従事することに。
しかし、初めての山仕事の厳しさや、山ビルの襲来、花粉症などたくさんの困難に直面します。
何度も脱走を企てますがことごとく失敗。
そんな勇気ですが、神去村の雄大な自然に触れ、自然を相手に生きてきた村人との交流によって少しずつ心に変化があり…。
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この本を読んだ時、「神去村って日南町と似ているかも。」と親近感がわいたのを思い出します。
私が住む日南町は、面積の約9割を森林が占める自然豊かな町で、林業が盛んです。
まさに、山、山、山、という感じで、近くの山中からチェンンソーの音が聞こえてくることも。
四季を通しての自然が美しい町でもあります。
神去村の四季に関しても、大自然の描写が美しく、目を閉じるとその風景が浮かんでくるようでした。
本の中には林業に関する専門的な内容も書いてあります。
林業は、ただ木を切るだけの仕事ではない事、森を守る大切な仕事なのだと改めて感じました。
この本は『WOOD JOB! 神去なあなあ日常』という題名で実写化もされています。
映像で見る山仕事の様子はとても迫力満点です。

小説も映画も、ぜひお楽しみください。
ちなみに余談ですが……
「林業っておもしれ~!」という本の帯に惹かれ、本を読んでハマり、実際に林業の世界に飛び込んだ人が私の身近にいます。
まさに『人生を変えた1冊』ですね。
この本が、少しでも林業を知ってもらえる1冊になったら嬉しいです。