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2022.04.01

梅でお花見

梅でお花見

こんにちは、白谷工房スタッフnanaです。

工房のまわりの雪も解けて、長い冬が終わり暖かくなってきました。

先日、フキノトウを摘みにといそいそと田んぼに出掛けてみましたが、一足遅く、フキノトウは大きく成長していました。。。

ですので今度はお花見だ!と桜が満開になるのを楽しみにしております。

ここ日南町は標高が高く寒いので桜はまだ少し先ですが、梅の花が綺麗に咲いていました。

春を知らせてくれる花は桜だけではないなぁ。とゆうこで今回は梅について調べてみました。

かつて、お花見といえば桜ではなく、梅でした。奈良時代には花の鑑賞といえば梅のお花見を意味していて、薫り高い花に人気がありました。

梅の木は古来より愛でられているために日本原産と思いがちですが、中国原産で日本には朝鮮半島経由で入ってきました。

奈良時代にはすでに栽培されていて江戸時代に盛んに品種改良がなされ、現在では300種類以上が存在しています。

一方、桜の開花は桜前線の上昇とともに、長くテレビでも報道されているため、花期が長いと思いがちですが実際は、1週間位で見頃を過ぎてしまいます。

梅の花は、地域や品種によって開花の時期が前後しますが早いものでは1月ごろから咲きはじめ、3月ごろまで、約1ヵ月間咲き続けます。

実梅・花梅と分けられていても、梅の木には違いなく、実梅も美しい花を咲かせ、花梅にも実がなります。

観賞用としても人気のある梅の木は害虫の心配もほとんどないと言われています。比較的扱いやすいところも人気のなようです。

梅の木の特徴といえば、何といっても花も実も両方楽しむこと出来ることが出来るところなのではないでしょうか。

花は美しく、実も有効利用することができるありがたい植物です。しかし、どちらかに重点をおいて栽培するのが理想だと言われています。

実を多くつけると、養分を摂られてしまうので、花を楽しみたいときはなるべく実をつけないようにするのがポイントだそうです。

実梅・花梅と分けられていても、梅の木には違いなく、実梅も美しい花を咲かせ、花梅にも実がなります。

実を主体において品種改良されてきた実梅は、花梅ほど艶やかな花を咲かせないといっても、開花期間中に大勢の人出で賑わう梅林の梅の木のほとんどが

実を取る実梅です。

花と樹形を楽しむことに主体をおいて品種改良されてきた花梅の実は、実梅に比べると肉厚感が少なかったり、実がつきにくい傾向がありますが

食べるには何ら問題はありません。

 

梅は「花よし」「香りよし」「果実よし」の三拍子そろった樹木です。また松竹梅の一つであり「おめでたい」とされています。

桜も華やかで素敵ですが、これからは梅でもお花見をしようと思います。

 

白谷工房では寄木細工による
アクセサリーなどの販売をしています。